京都紅葉巡り (2005年11月23日〜24日)
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11月23日
 昨夜8時半に家を出て京都バスツアーに出かけた。
 夜通し走って朝、渡月橋の近くの駐車場に着いた。日の出と共に保津川に行くと、既に川面に映る朝日を摂ろうとして、数人が三脚に据付けたカメラを覗いていた。
 朝食は8時半にならないと摂れないので、その前の人が少ない内に静かな亀山公園から竹林の中を通り野宮神社を参拝して天龍寺の総門まで来るとそろそろ人出が多くなってきた。
 朝食を終えてから天龍寺の中へ入り庭園を散策する。曹源池の裏側の紅葉を見て望郷の丘から本堂方面を眺めると紅葉の向こうに大きな屋根が見える。いかにも京都らしい風景である。
 次に向かったのが高雄の神護寺である。バスの駐車場から清滝川まで下りまた坂を登って、硯石亭で紅葉を愛でながら休憩している人々を横目で見て登り続けてやっと神護寺にたどり着く。多宝塔からかわらけ投げを回って本坊まで来ると黄ばんだ壁に紅葉が映えて美しい。
 清滝川に沿って上流に歩くと西明寺がある。鐘楼の前のもみじが真っ赤に紅葉していた。
 バスは東に向かい永観堂に着いた。中に入ると紅葉真っ盛りである。池のまわりの紅葉や苔むした庭の石灯籠などを眺めて、多宝塔まで登り京都を一望する。
 南禅寺まで歩き明治時代に建てられたレンガ造りの水路閣を見るがこの周りは日陰でもみじも色褪せていた。大きな三門まで来ると真っ赤なもみじが山門に映えていた。
 バスは清水寺に向かうが渋滞で進まない。歩いている人に追い抜かれてしまう。夜のライトアップまでには間があるので皆のんびりしている。やっと到着し、清水の舞台に来ると外を見ることも出来ないほど混雑している。下に下りて池の周りの紅葉とライトアップされた三重塔を撮る。

11月24日
 大阪の宿から京都へ。道路はところどころ渋滞している。名神の大山崎出口を出て、道を間違えたのではないかと思えるような細い道を辿っていくと善峰寺への道標がありほっとする。
 大型バスは通れないのではないかと思えるほどの細い道を進む。朝早いので対向してくる大型バスは無いのが幸いである。時々タクシーに遭ってギリギリですれちがう。さすがはプロである。
 やっと駐車場に着きジグザグの急な道を登ると目の前に真っ赤な紅葉と山門が現れた。中に入ると一段と紅葉したもみじである。案内図に従って歩くと次々と紅いもみじが現れて次第に高い所に導かれて行く。やがてもみじ越しに美しい寺の屋根が見えてくる。これぞ京都の紅葉である。
 来た道を戻り光明寺に着く。表参道を登り御影堂から釈迦堂へ進むと石垣ともみじのコントラストが美しい。もみじ参道は文字通りもみじのトンネルである。
 東福寺に入る。通天橋に通じる廊下の周りはきれいに紅葉している。通天橋を渡り洗玉澗に降り見上げると紅葉の中に人で埋まった通天橋が見えた。

亀山公園から 天龍寺1 天龍寺2 神護寺 西明寺 永観堂1 永観堂2 南禅寺 清水寺 善峰寺1 善峰寺2 光明寺1 光明寺2 東福寺1 東福寺2