第4章 作成したファイルを管理する

 
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4−4.ファイル管理

(1)ハードディスクに自分専用のフォルダを作る

図4−12専用フォルダの例
 ハードディスクにはパソコンを動かすためのOS(ウインドウズ)やアプリケーションプログラム(ワードなど)が入っていますので、自分が作成したファイルがそれらと明確に区別できるように、自分用のフォルダをつくります。そしてそのフォルダの中にも複数のフォルダを作り、ファイルを分類して保存できるようにします。

 フォルダの例を図4−12に示します。(この例では、Cドライブに「MyFolder」を作りその中に「イラスト」「写真」「文章」の3つのフォルダを作り、「写真」フォルダの中に「2002年」「2003年」の2つのフォルダを作っています。)

(2)ファイルのバックアップ

 ハードディスクは高速で回転している円盤ですので、壊れることがあります。壊れるとファイルを読み出すことが困難になります。従って、自分で作成した重要なファイルは、別の場所にコピーしておきます。別の場所とは、異なるハードディスク、CD−R/RW、USBメモリー、フロッピーディスクなどです。

フロッピーディスクに入りきれない容量のファイルは、圧縮や分割をします。その方法は第6章で述べます。

(3)不要ファイルの削除

 不要になったファイルはその都度削除して、ハードディスクの空き領域を十分確保しておきましょう。ハードディスクにあるものを普通に削除した場合は「ごみ箱」に入りますので、まちがって削除しても「ごみ箱」から拾い出すことができます。(フロッピーディスクから削除すると「ごみ箱」には入らないので復旧することは出来ません。)
 ということは、ハードディスクから削除したと思っても、保存場所がかわっただけなので、ハードディスクの空き領域は全く増えないということです。ハードディスクの空き領域を増やそうと思ったら「ごみ箱」を空にする必要があります。「ごみ箱」をクリックして出てくるメニューで「ごみ箱を空にする」をクリックします。

 確実に不要なファイルを削除するとき、[Shift]を押しながら削除すれば「ごみ箱」を経由せず直接ハードディスクから削除されます。

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