チョッと野草園へドライブ (2006年5月17日)
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 このところ車を走らせていない。バッテリーが上がらないうちに少し走らせようと、町田の薬師池公園と厚木の荻野運動公園へのドライブを計画した。
 多摩川原橋付近の拡幅された鶴川街道を快適に走って40分程度で薬師池公園に到着。裏門から入り水車小屋の方に下りて行く。まだ紫陽花も花菖蒲も咲いていない花の無い園内を一周して正門に行くとボタン園の看板があり、ボタンは終わったがシャクヤクが見頃だと書いてある。ボタンの季節には入園料500円であるがそれ以外の時期には入園無料とあるので、行ってみることにする。
 案内の看板を辿って10分ほど歩いた小高い丘の上にボタン園があった。入ると直ぐに赤い芍薬が出迎えてくれる。奥の方を覗くと白や赤の芍薬が見える。チョッと見たところではボタンの木より芍薬の方が多いように見える。隅の方に花の終わったボタンが鉢に植えられて並んでいた。庭の芍薬はボタンの後に植え替えられたものだろうか。  芍薬の間に珍しい花が咲いている。看板を見ると「鯛釣草」と書いてある。見方によっては鯛が釣れたように見える。洒落た名前を付けるものだ。

 また40分ほど走り荻野運動公園に到着。雨がパラパラときたので念のため傘を持って公園へ行くと遠足の生徒が広場にすわって食事中、その程度の雨である。
 野草園のある丘に登って野草園の管理棟の中で弁当を食べる。訳30分程居たが入園する人は誰も居なかった。そんな静かな野草園を食後に散歩する。今は春の花が終わって夏の花がまだ咲き出さない花の少ない季節である。
 それでも北側斜面の苔むした岩の中にシソバタツナミソウを見つけて写真に撮る。高みの平地には白い花がポツポツと見える。近づくとシラユキゲシであった。通路の所々にタニウツギも咲いている。下の谷間に黄色い花が一面に咲いている。ウマノアシガタだそうだ。その向こうにアヤメも咲いていた。

シャクヤク1 シャクヤク2 シャクヤク3 鯛釣草 アヤメ シソバタツナミソウ シラユキゲシ タニウツギ ウマノアシガタ アヤメ