春の答志島と鳥羽散策 (2月14〜15日)
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 14日朝、7時50分新宿を出発したバスは東名高速をひた走って浜松ICから国道1号線、国道42号線を経由し、伊良湖港へ着いた。
 ここから定員97名の小さな船に乗り、ジェットコースターに乗っているような気分を味わいながら答志島の和具港に14時30分に到着した。

 宿に荷物を置いて、すぐに島の散策に出かける。先ず、小学校の隣の、静かな大間の浜海水浴場に行く。次に美多羅志神社を参拝し、隣の潮音寺で梅を愛でる。蟹穴古墳の案内板に沿って進むと道が次第に細く曲がりくねってほんとにあるのだろうかという不安にかられてきて途中で引き返した。
 狭い道路を抜けると港にでた。答志港だ。八幡神社に渡る橋の上は風が吹き抜ける通路でカメラを構えるとカメラが振るえた。
 宿を通り越して和具の集落の中に胴塚を見る。集落を抜けて小高い丘の上に首塚がある。鳥羽港へ出入りする船をのんびり眺める。

 風呂は天井までガラス張りで見上げると夕焼け雲が浮かんでた。夜は星空が眺められるかなと期待して入ったら、湯気で見えなかった。風呂場の脱衣所から夕日の沈むのを撮影した。

 15日朝、風呂場へ行くと丁度雲の上端が輝いて、間もなく日の出だと知れた。ここなら良く見えるので一眼レフを持って来ようと部屋へ戻ってくると、すでに太陽は海の上に出てしまっていた。残念!こんなに早く太陽が昇ってしまうなんて思いも掛けなかった。初めからカメラバッグを持ってくれば良かったと後悔した。

 朝食後すぐに船に乗って鳥羽へ。9時前に到着。店は開いていず、静かだ。先ず、城山へ登る。頂上は学校のグランドになっていた。ちょっとした場所に車がビッシリ詰めて止めてあった。が人影は全く無い。
 城山を下りて町を通り抜け賀多神社の梅に春を感じて、常安寺の立派な屋根に感心する。常安寺から坂を登っていくと次第に視界が開けて、ホテルを通り過ぎてメダカの学校があり、梅が咲いていた。
 さらに登って讃岐金刀比羅宮鳥羽分社に着いた。ここからの鳥羽港の眺めが素晴らしく水仙の花の向こうに穏やかな海が広がっていた。
大間の浜 潮音寺 首塚からの眺め 和具港 宿からの夕日 宿からの朝日 城山から 常安寺 扇野の梅 金刀比羅宮鳥羽分社の水仙