ぽかぽか南国・四国周遊

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12月12日

 今日は早朝の飛行機ではないので、いつもの通勤時間より少し遅く家を出る。羽田に予定通り着いたが、いつもの団体窓口に目指すツアー名が無いので焦る。案内書を見ると日本エアシステムズとなっていた。JASでのツアーは初めてだ。JASの窓口を探してたどり着く。時間ぎりぎりだ。

 飛行機はA300型でJASでは大きい方だが280人乗り程度の中型機だ。座席の並びは左2中4右2の幅の狭いものだ。

 高知空港には高知県交通のバスが待っていた。バスは高知の街中を、高知城、はりまや橋、からくり時計とバスの窓から眺めて昼食場所の横浜ガーデンへ向かった。昼食ではさっそくかつおのたたきを味わった。

 最初の観光地は桂浜でさすがに観光地、眺めが良い。坂本竜馬の銅像の前で団体の記念撮影。桂浜に下りて石を拾う。売店で100円で売っていた。

 四万十川に着いたのは日が沈んで薄暗くなってからだった。川下りだというので急流を下ることを想像していたら、河口近くの湖のようなところだった。説明を聞いて納得、この川は汽水域まで清流なのだそうだ。ダムが無いからだ。夕方5時では日も沈んで清らかさがわからない。赤目という2メートルにもなる魚がいるとのこと、土産物屋に1.4メートルの剥製があった。これが淡水魚、というほど大きい。自然が豊かだと大きな魚がいるものだ。

 伊豆田峠という懐かしい峠を長いトンネルで抜けた。こんな長いトンネルは昔は無かった。足摺スカイラインも舗装されていた。

 辺りが真暗くなってホテルに着いた。全員は泊まれず2つの宿に分かれた。割り当てられた部屋は風呂の前で便利だ。さっと風呂に入って夕食。
 明日の日の出は7時とのこと。食事が6時50分からで出発が7時40分だ。足摺岬までは10分は掛かりそう。どうするか悩む。

12月13日

 朝食を済ませて、屋上の露天風呂にいったら海の上に日の出が見えた。もっと早くここに来れば良かったと思いながら写真を撮る。

 バスにちょっと乗って足摺岬に着いた。駐車場の前の金剛福寺は見覚えがあった。足摺岬は断崖の上の展望台から灯台を下に見る。

 竜串では海中展望塔に下って、魚を見る。餌籠に魚が群れていた。今日は透明度が20mと言っていた。鬼の洗濯板の様な光景があったと記憶していたが、そんなものは無かった。

 宇和島で昼食、じゃこめし食べ放題を食べる。内子町で古い家並みを歩く。白壁と格子や「うだつ」の上がった家を眺めて歩く。

 松山に来た。松山城の堀を巡って、道後温泉街にバスを進め、からくり時計と道後温泉本館を車窓から眺める。温泉街を一旦出て市街を回って今夜の宿泊場所である白山荘に着いた。今日は明るいうちの到着で、ゆっくり温泉に浸かった。

 食後、着替えてから道後温泉本館へ行った。思ったほど人通りがない。白山荘は奥道後なので静かなのかな。本館前では写真をとっている人も居て落ち着いた。若い女性グループにシャッター押しを頼まれた。
 からくり時計についたのは7時35分で30分毎のデモンストレーションは終っていた。市電の道後温泉駅が目の前にあったので市電を見て時間を潰す。ここから新宿までのバスが一日一往復あることを知った。8時が近づくと浴衣姿の温泉客が集まって来た。寒そうである。8時丁度に音楽と共に屋根が持ち上がり、坊さんや坊ちゃん関係の人物が現れた。最後に下の方からせりあがり、かなりの高さの塔になった。

12月14日

 朝食後再度道後温泉本館まで散歩する。昨日は夜で建物の全体が撮影されていなかったので、今日撮影した。でも夜の方が温泉の雰囲気はある。帰りにホテルの前の伊佐爾波神社に登ってみた。

 松山から坂出に来て、瀬戸大橋展望タワーに乗った。椅子に座ると回転しながら上昇していき展望が開けてくる。頂上で3回転して下りるので、その間に良い写真を撮ろうとして忙しかった。降りてから、隣に瀬戸大橋記念館の展望台があるのに気付きそこで写真を撮った。ガラス越しではないので良い写真が撮れるだろう。讃岐富士も見えた。

 いよいよ金刀比羅さんだ。先ず店の駐車場に入る。案内人につれられて金刀比羅宮のお参りに出発。石段が780段と聞いて大変だと思う。が、一度に石段があるのではなく、平らな部分が随所にあり気分的に楽だ。案内人の説明は要領を得ないので、あまり聞く気がしない。本宮から讃岐富士と瀬戸大橋が見えた。
 下りは坂道を下った。途中もみじ林があったが、すでに葉が枯れていた。最盛期はさぞ美しかっただろうと、想像しながら通り過ぎる。
 店に戻って昼食、讃岐うどんの食べ放題、だがそんなには食べられない。食事後一路高松空港へ、3時5分の飛行機で羽田へ帰った。

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