高原の花巡りドライブ (2005年7月24日〜25日)
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7月24日
 朝7時半に家を出発して清里経由で軽井沢へ向かった。
 清里の清泉寮に車を止めて「富士山とせせらぎの小道」を散策する。ノリウツギが咲き、せせらぎの音と小鳥のさえずりが聞こえる。
 少し車を進めて美し森に行く。山へ登るとトラノオ、ツリガネニンジン、ヒヨドリバナやシシウドが咲いていた。

 カーナビの次の目的地を松原湖に設定し走る。国道141号線から外れて狭い農道を通らされたが無事到着。湖の辺にノリウツギが咲いていた。湖に突き出した島で爽やかな風に吹かれて早めの昼食を摂る。

 次に目的地を高峰高原の池の平にして走る。標識は無いがカーナビの指示に従って国道18号線から右折して山に入って行く。道が細くなり心細くなるがカーナビを信じて進むと正面に病院の門が現れる。ゆっくりと門を入るがカーナビはそのまま進むことを指示している。恐る恐る病院を通り抜けると2車線の道路に出た。
 車坂峠に来ると池の平へは土日マイカー規制でシャトルバスに乗らないと行けない。料金1000円なので池の平へは明日行くことにし、今日はこのあたりを散策すると、思っても見なかったニッコウキスゲの群落やクルマユリに出会った。

7月25日
 宿を出て、昨日行かなかった池の平に向かう。登るに従って青空が見えてきて、昨日の霧の中より今日にして良かったと思う。
 車坂峠から砂利道に入る。砂利道を走るのは何年ぶりだろうか、穴にはまらないように慎重に走り池の平の駐車場に到着する。
 雑木林の中にヤナギランやハクサンフウロを見つけながらしばらく下っていくと目の前に緑の原っぱが広がっている。池の平だ。期待したほどの花は見えない。
 草原に下りて木道を歩くと周りに小さな花が見えてきた。ワレモコウやハクサンフウロやアヤメやカラマツソウが見える。グンバイヅルがまとまって咲いている。小さい花でも沢山集まると目立つ。
 草原を抜けて三方ヶ峰に登ると、金網に守られた一角にコマクサが咲いていた。金網には写真撮影用の穴が設けられておりそこから花を撮影した。

 美ヶ原に向かう。国道142号線から標識に従って山の中へ入っていく。やがてすれ違いの出来ないほどの細い山道になって心細くなるがカーナビのルートからは外れていない。対向車が来ないことを祈るばかり。少し広くなったところでトラックに出会う。運が良かった。
 やっとビーナスラインに出て観光地らしい道路を走り山本小屋の駐車場に着いた。美しノ塔のところに紫の花をつけたウツボグサが群生していた。塩くれ場あたりにはイブキトラノオが一面に咲いていた。牧場の柵に沿って高原台地の端まで来るとオダマキが吹き上げてくる風にゆれていた。

 ビーナスラインを通って諏訪まで下り中央道で帰る。

シシウド ノリウツギ ニッコウキスゲ クルマユリ グンバイヅル カラマツソウ コマクサ ウツボグサ イブキトラノオ オダマキ