京都・祇園祭 (2003年7月16日〜17日)
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 旅行会社のバスツアーで京都・祇園祭のハイライトである、宵山と山鉾巡行の見学に出かけた。
7月16日
 8時35分、予定より15分遅れて八王子を出発。曇り空の中を中央道−名神道で京都へ向かう。途中の諏訪湖SAでは晴れてきた。
 京都駅前に15時30分に到着。これから20時まで自由行動。京都駅から烏丸通を上ると、東本願寺があるのでチョッと寄ってみる。御影堂の縁側は風が通り抜けて涼しい。しばらく休んでいく。
 四条通を右に曲がると「長刀鉾」がある。歩道は混雑していて通り抜けるのに苦労する。ちまきを買うと鉾に登ることができるそうだ。
 この先には山や鉾は置いていないが、巡行コースなので歩いてみる。河原町通まで来たが八坂神社までは相当ありそうなので引き返す。
 「函谷鉾」「月鉾」を見て、新町通へ入ると浴衣の女の子で賑わっており、その向こうに「放下鉾」がある。「南観音山」「北観音山」「八幡山」と見学して、室町通を戻ろうとすると一方通行になっていて通れない。しかたなく烏丸通まで出る。車は通行止めになっており、屋台と人で祭りらしい雰囲気になっていた。
 再び四条通を西進し新町通を下がって「船鉾」「岩戸山」を見ると、バスの時間が近づいているので、駅へ戻りバスで新大阪のホテルへ。

7月17日
 今日は快晴。梅雨は明けたのかなと思うような天気である。今日は道路が混んでいて、バスで京都の二条城へ到着したのが10時。既に山鉾巡行はスタートしていた。
 二条城から御池通を東へ進み市役所まえまで来ると、丁度先頭の「長刀鉾」の辻回しが行われていた。交差点の歩道は人で溢れていて、人の頭越しに見るだけなので何の迫力も感じられない。梶の無い大車輪を直角に回すのは、傍で見たらさぞかし大迫力だろうなと想像するしかない。
 今日は山や鉾が動いているので、歩かなくても見られる。ということで、市役所前で見る。鉾は大勢で引いているが、山は数人で担ぐふりをして押したり引いたりしている。掛け声がないので全体的に静かである。そのぶんお囃子が良く聞こえる。
 バスに戻りながら、狭い新町通へ入ってから解散していく「蟷螂山」に出会う。唯一のからくりだそうだ。
放下鉾 南観音山 四条通 船鉾 岩戸山 辻回し 大車輪 鉾を引く行列 お囃子 蟷螂山