富士山周辺ドライブ （２００５年９月１２日〜１３日）
９月１２日
調布の保養所が間もなく無くなってしまうということなので、無くならない内に出来るだけ行っておこうと、出かけた。
今日は富士山の西側を回って熱海に行くコースで予定を立てた。河口湖ＩＣから国道139号線で田貫湖に行く予定であったが、快晴で富士山がよく見えていたので河口湖・西湖の北側を通って富士山を見ながら行くコースに急遽変更した。
河口湖の北側の大石公園に車を止めて秋らしい場所を探して歩く。湖岸には大きなススキが穂を真っ直ぐに立てていた。ススキを手前に入れて富士山を撮る。さらに歩くと田んぼがあって稲穂が黄金色に実っている向こうに、山腹に白い雲で一文字を書いた富士山があった。
西湖の北側を進みながら撮影ポイントを探して行くと砂州が有って車の駐車スペースがあった。そこに下りて富士山を撮る。
田貫湖に行く途中に子田貫湿原があるはずなので注意して進むが田貫湖に出てしまった。右に子田貫湿原の標識があり標識に従って進むと誰も駐車していない駐車場があった。車を止めて湿原を歩く。アサマフウロが所々に一面に咲いている。木道の傍にサワギキョウが咲いている。意外と花が多い。
田貫湖に到着したときには富士山は雲に隠れて、時々頭だけ見せていた。ダイヤモンド富士の撮影ポイントで昼食を摂りながら雲が晴れるのを待つがだめだった。
白糸の滝の裏側の駐車場は寂れて店は営業していない。こちら側から滝を見ると太陽を背にするので虹が見えた。水量が豊富で迫力があった。この後、予定では富士山スカイラインで新五合目だったが、富士山が隠れてしまったので止めて一路宿に向かう。
９月１３日
今日の帰りのコースは、箱根スカイラインを通って富士山を見ながら仙石原に行き箱根湿生花園で秋の草花を見て帰る予定を立てていた。しかし朝から雲が多く富士山が見えるかどうか心配であった。
十国峠の駐車場に車を止めて外へ出てみると、富士山のある方向は一面の雲である。箱根スカイラインはやめて箱根峠から国道１号線で元箱根に出て芦ノ湖の湖畔を散歩すると富士山が頭だけ出していた。
仙石高原に来るとススキの原が見えて人々がススキを背景に写真を撮っている。前方に観光客用臨時駐車場の看板が見えたのでその案内にしたがって駐車場に車を止めてススキを見ることにした。
ススキは穂が出て間もなくまだ花が十分咲き切っていない。光り輝いている穂を探しながらススキの原の中へ分け入って写真を撮る。原っぱの中を歩いて十分ススキを見たので湿生花園には寄らずに富士スピードウエイの傍を通り明神峠を越えて山中湖を見ながら弁当を食べてから中央道で帰った。