◆必要最小限のタグ ◆必要最小限のスタイルシートへ
★1.HTML基本タグ
次の一連のタグは決まり型として必ずかくようにします。
<HTML>
<HEAD><TITLE>〜</TITLE></HEAD>
<BODY>
‥‥‥
</BODY>
</HTML>
〜の部分にはこのページのタイトルを書く
‥‥‥の部分には本文を書く
- < と > で囲まれたものをタグといい、ブラウザ上には表示されません。
- タグは開始タグと終了タグが対になっており、その間に効力が及びます。
- 終了タグは / の付いたものです。
- タグには属性で詳細を指示できるものがあります。属性は半角スペースで区切ります。
- タグの中でさらに別のタグを使うことが出来ますが、タグは入れ子にします。
- <HTML>〜</HTML>
HTML文書であることを示します。
- <HEAD>〜</HEAD>
ヘッダ部であることを示します。この部分に次のタイトルを必ず記述します。
- <TITLE>〜</TITLE>
ここに書かれた文字がタイトルとして扱われ、ブラウザのタイトルバーに表示されたりブックマークのタイトルになります。
- <BODY>〜</BODY>
ここに書かれたものが本文として扱われ、ブラウザの表示部に表示されます。
★2.改行について
文字を並たものをブラウザで表示すると、改行しなくてもウインドの幅に応じて折り返し表示されます。また、HTMLファイル上で改行しても、ブラウザで見ると改行されていません。
改行すべきところには<BR>を入れます。
なお、改行を禁止したい場合は<NOBR>〜</NOBR>とすれば〜の部分は改行されません。〜の部分が長いと、見る人のブラウザの幅によっては横にスクロールしないと見えません。そんな場合に、改行しても良い部分に<WBR>と記述すると、幅が狭い場合はその部分で改行します。
★3.画像に関するもの
画像を貼り付けるタグは
<IMG SRC="パス/画像ファイル">ですが、次の属性を付属することにより見易くなります。
属性 | 説明
|
WIDTH=xxx HEIGHT=yyy | 画像の大きさ(幅=xxx、高さ=yyy)をピクセル単位で指定することにより画像が読み込まれなくても画像のスペースが確保され、レイアウトが途中で変化しません。
|
ALT="説明" | 画像が読み込まれるまで、"説明"が表示されます。リンク画像の場合には、リンク先を書くことにより画像の読み込みが完了しなくても分かるページができます。 |
★4.リンクに関するもの
リンクに関するタグは
<A>〜</A>です。属性データにより次のように応用します。
◆他のホームページにリンクする
<A HREF="他のホームページのURL">他のホームページ</A>
注):URLは http://ではじまるものです。
◆あるページの特定の個所にリンクする
1.あるページの特定の個所に名前をつけます。
<A NAME="名前">あるページの特定の個所です。</A>
2.リンクしたい所に次のように記述します。
<A HREF="あるページのパスとファイル名#名前">あるページの特定の個所へ</A>
同じページの他の個所にリンクする場合は「あるページのパスとファイル名」を省略します。
◆リンク先を別のウインドに表示する
<A HREF="リンク先" TARGET="new">〜</A>
"new"でなくてもいいんですが、TARGETはフレーム分割したページで、どのフレームに表示するかを指定するものであり、特別な文字が特別な意味を持つので、"new"が無難でしょう。
★5.スタイルに関するもの
タグ内の一部のスタイルを変えたい時は、
<SPAN>〜</SPAN>(前後で改行されない)または
<DIV>〜</DIV>(前後で改行される)を使います。例えばページ内の一部の文字の色を変える場合は、
<BODY>
……
<SPAN STYLE="color:red">
ここの文字は赤色</SPAN>……
<DIV STYLE="color:blue">この行の文字は青色</DIV>
……
</BODY>
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