◆半歩進んだHTML

一歩進んだホームページを作りたい方は、HTML事例集

 
★1.リンク元へ戻る
 複数のページから「共通」ページにリンクを張っている場合、「共通」ページからリンク元へ戻るにはブラウザの「戻る」ボタンを使います。「共通」ページの中に「元に戻るリンク」を作るとスマートですね。次のようにします。

<A HREF="JavaScript:history.back()">[戻る]</A>

 [戻る]の文字を工夫したり、画像にすればよりスマートになります。FORMタグを使うとボタンができます。

<FORM><INPUT TYPE=button VALUE=" 戻る " onClick="self.history.back()"></FORM>

ブラウザがJavaScriptに対応している必要があります。

 
★2.子ウインドを上手に使う
 ちょっとした説明を、小さな別のウインドに表示すると分かり易くてスマートですね。サンプルを見てみましょう。
 これを実現するには、リンク箇所に次のように記述します。

<A HREF="JavaScript:void(0)"
onClick="window.open('リンク先URL','ウインド名','スタイル指定')">
リンク先へ</A>

 同じスタイル指定で複数のリンクを開く場合は、<HEAD>〜</HEAD>間に次のように記述し、

<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
<!--
newStyle1 = "スタイル指定";
-->
</SCRIPT>

リンク部分に、次のように記述します。

<A HREF="JavaScript:void(0)"
onClick="window.open('リンク先URL','ウインド名',newStyle1)">
リンク先へ</A>

  • newStyle1は好きな文字列で良いですよ。但し、ヘッダ部とリンク部で同じにします。

 
★3.クリッカブルマップを使う
 画像上の特定の場所をクリックすると別のページにリンクするのが、クリッカブルマップです。先ず、サンプルを見てみましょう。

これを実現するHTMLは次のとおりです。
<IMG SRC="画像ファイル名" USEMAP="#linkmap">
<MAP NAME="linkmap">
<AREA SHAPE=rect COORDS="x1,y1,x2,y2" HREF="リンク先ファイル名">
<AREA SHAPE=circle COORDS="x,y,r" HREF="リンク先ファイル名">
<AREA SHAPE=polygon COORDS="x1,y1,x2,y2,x3,y3" HREF="リンク先ファイル名">
</MAP>
  • <IMG>タグで画像を表示させます。
  • USEMAP="#linkmap",MAP NAME="linkmap":画像に名前を付けます。複数ある場合に区別できます。
  • SHAPE=rect:四角形の範囲を指定します。対角にある2点(x1,y1),(x2,y2)の座標で指定します。
  • SHAPE=circle:円形の範囲を指定します。中心(x,y)座標と半径(r)で指定します。
  • SHAPE=polygon:多角形の範囲を指定します。各頂点(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)…座標で指定します。
  • 座標は画像の左上を(0,0)とし、そこからのピクセル数で表します。

 
★4.リストで見易いページを作る
 複数の項目を箇条書きする場合、リストを使うときれいに項目が並びます。次のとおりです。

表示結果HTML
  • scrollbarsでスクロールバーが表示されます。
  • toolbarでツールバーが表示されます。
  • resizableを追加するとウインドサイズが変更できます。
  • left=n,top=mを追加するとデスクトップ上の表示位置が指定できます。
<UL>
<LI>
scrollbarsでスクロールバー‥‥
<LI>toolbarでツールバーが表示‥‥
<LI>resizableを追加するとウイン‥‥
<LI>left=n,top=mを追加するとデ‥‥
</UL>

<UL TYPE=circle>(square)も試してみましょう。

  1. scrollbarsでスクロールバーが表示されます。
  2. toolbarでツールバーが表示されます。
  3. resizableを追加するとウインドサイズが変更できます。
  4. left=n,top=mを追加するとデスクトップ上の表示位置が指定できます。
<OL>
<LI>
scrollbarsでスクロールバー‥‥
<LI>toolbarでツールバーが表示‥‥
<LI>resizableを追加するとウイン‥‥
<LI>left=n,top=mを追加するとデ‥‥
</OL>

<OL TYPE=A>(a、I、i)も試してみましょう。



 
★5.フレームを使う
 フレームを使うと、画面を分割して夫々に異なったHTMLファイルを表示できます。従って、片方にメニュー画面を表示しておき、他方にメニューをクリックした時にクリックした内容を表示することができます。

 下のリンクをクリックしてみましょう。


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