第7章 画像表示のためのHTML
7.1 基本の形
7.2 画像の周りに文字を配置する
7.3 ページの背景として画像を使う
7.4 部分的な背景として画像を使う
7.5 画像の位置を指定する
7.6 マウスで画像を替える
 
 せっかく良い画像を作成しても、ホームページに上手に取り入れなかったら価値は発揮できませんね。そこで、知って得する画像表示のためのHTMLを解説します。
(HTMLの基本について知りたい方は「ホームページの基礎の基礎」をご覧下さい。)

7.1 基本の形

<IMG>タグを使って、文字の一要素として表示する方法です。
例えば、HTMLを、
これは<IMG SRC="../image/gazou.gif" WIDTH=40 HEIGHT=40>カメラです。
と記述すれば、
これはカメラです。
と表示されます。以下にHTMLの解説を追記します。

7.2 画像の周りに文字を配置する

画像の横に文字を表示するには、<IMG>タグのALIGN属性で画像の位置を指定します。

例えば、HTMLを

<IMG SRC="../image/gazou.jpg" WIDTH=200 HEIGHT=133 ALIGN=left>ここに記述した文字は、画像の右側に表示されます。<BR CLEAR=all>ここからは、画像の下に表示されます。
と記述すれば、
ここに記述した文字は、画像の右側に表示されます。
ここからは、画像の下に表示されます。
と表示されます。

7.3 ページの背景として画像を使う

ページの背景として画像を使う場合は<BODY>タグの属性として次のように記述します。
<BODY BACKGROUND="パス/画像ファイル名" BGCOLOR="色">
この場合、画像は縦・横方向に繰り返し使われてページ全面に貼りつけられます。このホームページのトップページのようになります。

7.4 部分的な背景として画像を使う

<DIV>タグにスタイルシートを使うとページの一部に背景画像を設定できます。この部分がそうです。HTMLは次のとおりです。
<DIV STYLE="background:URL(パス/画像ファイル名) #ffffcc repeat-y">
‥‥‥文章‥‥‥
</DIV>

7.5 画像の位置を指定する

スタイルシートを使うと画像を表示する位置を指定できます。
HTMLは次の通りです。
<DIV STYLE="POSITION:absolute;LEFT:150px;TOP:20px">
<IMG SRC="パス/画像ファイル名">
</DIV>
画像と文字の重ね表示の例は、ここをクリックして下さい。

7.6 マウスで画像を替える

下の絵の上にマウスカーソルを持ってきて見ましょう。絵が替わったでしょう。マウスを戻すと絵も戻ります。


これを実現するには、ヘッダ部(<HEAD>〜</HEAD>の間)に次のように記述します。
<SCRIPT TYPE="text/javascript">
<!--
kisetu = new Image();
kisetu.src = "natu.jpg";
function natu(){document.kisetu.src="natu.jpg";}
function fuyu(){document.kisetu.src="fuyu.jpg";}

//-->
</SCRIPT>

そして、画像を表示するところに、次のように記述します。
<IMG SRC="fuyu.jpg" NAME="kisetu" onmouseover="natu()" onmouseout="fuyu()">

fuyu.jpg:通常時表示する画像
natu.jpg:マウスを載せた時表示させる画像
 
左の目次の各欄をクリックすれば別のページが表示されます。
フレーム表示されていない場合はここをクリックして下さい。