志賀高原花巡り (2008年8月17〜19日)
トップページへ 写真が一覧表示されます。→[写真一覧表]

8月17日
 今日から志賀高原バス旅行。今にも降り出しそうな雲行きの中を志賀高原へ向かう。途中の観光無しで志賀高原到着、ホテルにチェックイン。まだ2時前なので、近くを散策する。
 先ず、蓮池に行く。池の周りにワレモコウが咲いている。池の中には、名前からは蓮が咲いているのを期待したのだが、見るとスイレンだった。

8月18日
 今日は朝から晴れて絶好のハイキング日和。朝食後、志賀高原の自然探勝コースに出かけた。
 宿を出て、国道から遊歩道に入るとそこはワタスゲの終わったワタスゲ湿原。入口ではヨツバヒヨドリが迎えてくれた。
 ガレ場を登りスキー場に登るとコオニユリコバギボウシが咲いている。スキー場を横切って林の中に入ってホッと一息つく。木の間にチラリと下の小池を見て林を抜けると小池湿原である。木道の間にゴマナが咲いていた。
 信州大学自然教育園のロックガーデンには色々な高山植物があり名札が付いているので大変参考になる。クサボタンハクサンフウロウメバチソウを撮影する。
 長池に沿って歩き、国道を横切って丘を越えると目の前に田ノ原湿原が広がっている。入口でツリガネニンジンを見つけ湿原の中央でアキノキリンソウを撮り、湿原を出たところでヤマハハコを撮影する。
 丘を登って下ると木戸池である。池のほとりにゴマナノリウツギが咲いている。丁度昼時なので休憩小屋で昼食を摂る。まだ半日あるので次のコースに挑戦するべく休憩する。

 四十八池目指して木戸池を出発。これまでと違って本格的な山道の登りが続く。しかも笹に囲まれて風通しも見晴らしも悪く精神的に疲れる。40分ほど掛けて登ったところに木々に囲まれた静かなひょうたん池があったが、あまりに疲れていたために感動が無い。リンドウが草の間にチラリと見えた。
 引き返すこともならず渋池まで行き、硯川へ下りることにする。前山湿原ではアザミイワショウブに出会う。前山から下っていくとヨツバヒヨドリが咲いていた下りきったリフト乗り場にはヤナギランが咲いていた。
 硯川からバスで蓮池へ戻る。ずいぶん登ってきたものだ。

8月19日
 今日は旅行の最終日。昼までの自由時間を有効に使うべく、「やまびこコース」にしようと予定を立てる。しかし朝晴れていた空も、朝食の頃には曇ってしまった。天気予報も雨。迷ったが予定通り出発。
 ロープウエイ、リフトと乗り継いで東館山山頂に到着。高山植物園の入口でコマクサに出会う。下り始めると、激しく雨が降ってきた。たまらず木陰で雨宿り。間もなく止んで日も差す不安定な天気である。
 花に誘われて下っていくと、遠くからでも赤紫色のヤナギランが目に付く。手前に白いシラネニンジン、所々に黄色いアキノキリンソウも咲いている。花に誘われて寺子屋スキー場まで来るとノコギリソウにも出会う。
 高天ヶ原まで下ったところで雨に会う。しばらく雨宿りしていたが止まないので、傘を差してリフトに乗って発哺温泉まで下る。後は屋根付きのロープウエイで蓮池まで戻った。

ワレモコウ スイレン コオニユリ コバギボウシ クサボタン ハクサンフウロ ウメバチソウ ツリガネニンジン アキノキリンソウ ヤマハハコ ゴマナ ノリウツギ リンドウ アザミ イワショウブ ヨツバヒヨドリ ヤナギラン コマクサ シラネニンジン ノコギリソウ