奥多摩湖の桜 (2003年4月20日〜21日)
4月20日
一週間ほど前に宿を予約していたので、この一週間は天気予報が気になっていたが、予報よりは雨が小降りで本当の春雨なので、しっとりした桜が楽しめそうだと出かけた。
奥多摩街道−吉野街道と走って、釜ヶ淵公園で休憩。桜は八重桜になり、ヤマブキの黄色い花が緑に映えている。つつじも咲き始めた。東屋があったので、多摩川の釣り人を眺めならが持参の弁当を広げて昼食にする。
少し走ると寒山寺の駐車場がある。対岸の休憩所でつり橋を眺めながら、熱いお茶を飲む。
次は、鳩ノ巣駅裏の駐車場へ車を止めて、渓谷を散策する。桜が少し残っていて、風で花びらが舞い落ちてくる。岩にネコヤナギが張り付いて白い花を咲かせている。
小河内ダムに到着。霧に霞んで桜がやわらかに咲いている。この雨でかなりの花びらが散ってしまったようだ。水道局の枝垂桜を見て、大麦代駐車場から山の斜面に広がる桜を眺める。上の方は霧で霞んでいる。
4月21日
夕べの天気予報どおり、雨は明け方には上がっていたが、相変わらず霧が山を覆っていた。宿をゆっくり出て、奥多摩湖の上流へと向かう。峰谷橋の駐車場に車を止めて、橋を渡る。右手の坂道の桜に誘われて登っていくと湖を背景にした桜の花が美しい。
深山橋を渡ったところでも桜を撮影し、そこから引き返して大麦代駐車場に車を止めた頃には、霧も次第に晴れてきたので、山の斜面に登って湖を背景にした桜の撮影できるポイントを探して歩く。つつじも綺麗だった。ダムを渡った対岸の休憩所で、暫し小鳥のさえずりを聞きながら休む。
2時間程のドライブで帰り着く。