奥会津の秘境・高清水自然公園と駒止湿原 (2006年6月21日)
トップページへ 写真が一覧表示されます。→[写真一覧表]

 奥会津の秘境・高清水自然公園と駒止湿原へ、日帰りバスツアーに出かけた。
 はじめて行くところとはじめて見るヒメサユリに期待が膨らむが、今にも降り出しそうな空模様の中をバスは出発し三鷹・ひばりが丘と客を集めている間に雨が降り始めた。大泉ICを入る頃には本降りになり、「天気予報は外れたね!」などと賑やかなバスに揺られて東北道に入る頃には雨は止んだ。濃い緑の木々の間に薄黄緑色の栗の花が目立つ山間の道路を進んで会津田島まで来ると太陽が出た。
 国道401号線から分かれて細い山道を登ったところに駐車場があり目の前の自然公園に入ると、小さな蕾を付けたヒメサユリが一面に広がって、その間に木道が設置されていた。「どこに咲いているの?」と聞くと、あっちと指差す方にチラッとピンクの花が見えた。花に向かって皆で斜面を登ると松の木の下の暖かそうなところに数えられる程の花が咲いていた。「インターネットで調べて一番いい日を選んだのに。」と残念がっている声が聞こえた。インターネットってそんなものだ。一周してまた松の木の下に戻って何枚花を撮る。
 来た道を戻って駒止トンネルを抜けて国道を外れて狭い道を進んでこれ以上進めない所の駐車場にバスが止まった。しばらく歩いて湿原に行くと、思いがけず水芭蕉があちらに一つこちらに一つと残っていた。湿原には一本の木道が敷かれておりワタスゲの咲く中を一列になって進む。ニッコウキスゲはまだ蕾が固く、所々にズミの花が咲いている。ヤマドリゼンマイが芽を伸ばしていた。開拓道路に出てもう一つの湿地帯へ行ってみるとワタスゲが一面に広がっていた。開拓道路をバスまで戻った。

ヒメサユリ1 ヒメサユリ2 ヒメサユリ3 ヒメサユリ4 ヒメサユリ5 水芭蕉 ワタスゲ ズミ ヤマドリゼンマイ ワタスゲ