入笠山花めぐり (2007年8月20日)
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 朝から晴れて良い天気なので、入笠山に行くことにして握り飯を作り車を走らせる。
 双葉のサービスエリアで休憩した時、展望所から富士山が見えたので入笠山からも富士山が見られそうだと期待が膨らむ。
 国道20号線の富士見峠交差点を左折して林道に入るとまもなく標高1000mの標識がある。クーラーを止めて窓を開けると爽やかな風が吹き込んで気持ちが良い。
 登山口の駐車場を通り過ぎて砂利道を少し進んだ所に入笠湿原がある。車を降りて湿原の縁の木立の中に入るとホソバトリカブトに出会う。木道を少し進んで湿原を見渡すと一面にサワギキョウが咲いている。木道の傍にはシシウドノコギリソウが咲いている。湿原の中の木道を中ほどまで進むと黄色いクサレダマに出会う。望遠レンズでアケボノソウエゾリンドウを撮る。空を見ると雲ひとつ見えない青空だ。
 登山口駐車場に戻って車を置き、入笠山に登り始めると、お花畑と称する所にヒヨドリバナが咲いており、またコオニユリは咲き始めたばかりで蕾を沢山付けている。山頂近くでツリガネニンジンを見つけて八ヶ岳を背景に撮る。
 急な岩場を登り切ると視界が360度開けた頂上に到達する。富士山を探すが見えない。山頂で何やら調査していた高校生が「さっきまで見えてましたよ。」という。残念!「でも八ヶ岳はさっきよりはっきり見えます。」とのことで手前にヤマハハコの白い花を入れて八ヶ岳を撮影する。東側斜面を歩くとコウリンカヤナギランに出会う。
 車で戻って大阿原湿原に寄る。湿原の入り口にはキオンが群生している。湿原を木道で渡った対岸でサワギクを見つけた。湿原の中は羊歯ばかりで何も無く途中で引き返す。

ホソバトリカブト サワギキョウ シシウド ノコギリソウ クサレダマ アケボノソウ エゾリンドウ ヒヨドリバナ コオニユリ ツリガネニンジン ヤマハハコ コウリンカ ヤナギラン キオン サワギク