馬籠・妻籠宿散策 (2006年9月6日)
妻籠宿・馬籠宿のバスツアーに出かけた。
最近バスツアーに行くと必ず雨が降る。今日も激しく雨が降った。7時45分に調布を出発したバスが笹子トンネルを抜けると急に太陽が出た。お!と喜んだのも束の間すぐに雲が広がってその後は降ったり曇ったりの梅雨のような天候が続く。
馬籠宿に昼頃到着、石畳の坂道を足元に注意しながら家並みも見ながらゆっくりと下って見学する。脇本陣史料館や藤村記念館が並ぶ坂をゆっくり散策する。昔の面影を残す但馬屋や清水屋が並んでいる。
大きな水車小屋と江戸時代の遺構である「枡形」を撮影しようと人通りの途絶えるのを待つが、次から次と人がやって来る。この枡形は城郭建築において敵の侵入を鈍らせるために直角に曲げた空間を設けるが、これを模したものだそうで、宿場も幕府防衛の一端を担っており敵が通り抜けにくい構造になっていたのである。
次に妻籠宿に行く。ここの本陣は島崎藤村の母の生家である。山の中であるが比較的平坦で歩きやすい。道端には松笠菊や萩や蕎麦が咲いており、軒下には糸瓜が下がっている。そんな中山道をゆっくりと散策する。